過去に愛した人の幸せを願えますか?
過去に愛した人の幸せを、願えますか?
あなたには、過去に愛した人がいますか?
別れてしまったけれど、
一時は大切な時間を一緒に過ごした人。
その人のことを、今でも時々思い出すことはありますか?
昨日、ひとりの若い男性から、こんな占いの依頼を受けました。
「別れてしまった元パートナーが、今の伴侶と幸せに暮らしているのか知りたい」
彼は20代半ば。
話を聞いていると、とても前向きな人でした。
自分自身のことについては、
「自分の人生は、自分で切り開いていくから、自分のことを占う必要はない」
そう話していました。
では、なぜ元パートナーのことを知りたいのだろう。
話を聞いていくと、
どうやら彼が知りたいのは、
「彼女は今、私のことをどう思っているのか」
ではなかったんです。
復縁したいわけでもない。
今の伴侶より自分のほうが良かったのか、
そんなことを知りたいわけでもない。
ただ、
「今、幸せに暮らしているのかな」
それが知りたい。
そして、
「できれば、今の人と幸せでいてほしい」
そんな気持ちだったのです。
彼は、元パートナーとの離婚を経験したことで、
自分自身がとても成長できたと話していました。
そして、
「周りの人みんなが幸せになってほしい」
と、自然に話していました。
私は、その言葉がとても印象に残りました。
カードを引いてみると、
元パートナーは今、穏やかに幸せに暮らしているような様子が出ていました。
過去に起きたことも、
お互いの気持ちも含めて受け止めながら、
今の伴侶と生活している。
そんな印象でした。
それをお伝えすると、
彼はきっと、少し安心したのではないかなと思います。
そして私は、考えました。
あなたなら、どうでしょう。
過去に愛した人が、
自分ではない誰かと幸せに暮らしていると知ったら。
素直に、
「よかったね」
と思えるでしょうか。
それとも、
少し胸が痛くなるでしょうか。
もしかしたら、
「幸せになってほしい」と思う気持ちと、
「私はまだ少し寂しい」という気持ちが、
同時にあってもいいのかもしれません。
人の心は、
そんなに簡単に割り切れるものではないから。
だから、
「相手の幸せを願えない自分はダメなんだ」
なんて思わなくていい。
傷ついたなら、怒ってもいい。
悲しくてもいい。
憎んでしまうことがあってもいい。
無理に許す必要もないと思います。
でも。
長い時間をかけて、
自分自身の人生を歩いていった先で、
「あの人も、元気で幸せに暮らしているといいな」
そう思える日が来たとしたら。
それは、
その人への愛情がまだ残っているということではなく、
**自分の人生と、その人の人生を、
ちゃんと別々のものとして受け入れられた**
ということなのかもしれません。
「あなたはあなたの人生を。」
「私は私の人生を。」
それぞれの場所で、
それぞれの幸せを。
過去に愛した人の幸せを願えること。
それは、
とても大きくて、
優しくて、
静かな愛情なのかもしれません。
そしてもしかしたら、
誰かの幸せを願えるようになったとき、
自分自身もまた、
自分の人生を前へ進み始めているのかもしれません。
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