見えない存在と傍にいる人たち
バガヴァッド・ギーター13章14節を読んで
バガヴァッド・ギーターを読んでいると、時々、今の自分に必要な言葉が突然目の前に現れるような感覚になる。
今回、心に残ったのは13章14節。
> あらゆるところに主の手あり、足あり、
> 目も頭も顔も、至る所にある。
> 至高の魂はこのように存在し、
> あまねく遍在している。
この言葉を読んで、私は最初、
「どんな場所にいても、クリシュナ、至高主は私たちを見守ってくれている」
という意味なのかなと思った。
苦しい時も、迷っている時も、ひとりぼっちだと思っている時も。
目には見えなくても、どこかで見守られている存在がある。
そう考えると、とても安心する言葉だと思う。
でも、少し考えているうちに、私はもう一つのことを感じた。
それは、神様やクリシュナという存在だけではなく、**私たちの身近にいる人たちの存在にも気づくことが大切なのかもしれない**ということ。
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## 「自分だけが頑張っている」と思ってしまう時
人は苦しくなると、視野が狭くなる。
「どうして私だけ」
「誰も助けてくれない」
「自分ばかり頑張っている」
「神様にも見捨てられたのかな」
そんなふうに思ってしまうこともある。
私自身も、不安や迷いの中にいる時は、つい自分のことばかりを見てしまう。
自分はこれでいいのか。
間違っていないのか。
どうすればいいのか。
何が正しいのか。
考えれば考えるほど答えが分からなくなって、自分ひとりで人生と戦っているような気持ちになる。
でも、そんな時こそ少し立ち止まって、周りを見てみる。
すると、自分が気づいていなかった優しさや、支えてくれていた人の存在が見えてくることがある。
何気なく話を聞いてくれる人。
心配してくれる人。
一緒に笑ってくれる人。
時には厳しいことを言ってくれる人。
そして、ただそばにいてくれる人。
当たり前のように存在しているからこそ、その大切さを忘れてしまうこともあるのかもしれない。
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## 見守られていることに気づく
至高主が「あまねく遍在している」という言葉。
私はそれを読んで、神様が空の上から私たちを見ているというだけではなく、
**誰かの優しさの中にも。
何気ない出来事の中にも。
思いがけない出会いの中にも。
私たちを支える何かが存在している。**
そんなふうにも感じた。
もちろん、これは私自身がこの言葉を読んで感じたこと。
バガヴァッド・ギーターの言葉を、自分の人生に重ねながら受け取った時の気づきである。
苦しい時は、「自分には何もない」と思ってしまう。
でも、本当に何もないのだろうか。
少し周りを見渡してみる。
そして、自分自身を見つめ直してみる。
もしかしたら、すでに自分はたくさんのものを受け取っているのかもしれない。
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## ひとりで頑張らなくてもいい
人生には、どうしても自分自身で乗り越えなければならないことがある。
誰かが代わりに答えを出してくれるわけではない。
誰かが代わりに人生を歩いてくれるわけでもない。
だからこそ、自分で決断し、自分の足で進んでいかなければならない時もある。
でも、それは必ずしも、**ひとりで生きているということではない**のだと思う。
自分の人生を歩くのは自分。
だけど、その道の途中には、たくさんの人との出会いや、優しさや、支えがある。
苦しい時ほど、それを忘れてしまう。
だから時々、立ち止まって周りを見る時間も必要なのかもしれない。
「私はひとりだ」と思っていたけれど、本当はそうではなかった。
そんなことに気づける瞬間があるかもしれない。
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## 周りを見ることは、自分を見つめ直すこと
つらい時。
迷っている時。
どうしていいか分からない時。
そんな時は、無理に答えを出そうとしなくてもいいのかもしれない。
少し周りを見る。
そして、自分を見る。
今、自分は何に苦しんでいるのか。
何が怖いのか。
本当は誰に助けてもらっているのか。
何をすでに持っているのか。
そんなことを、静かに見つめ直してみる。
もしかしたら、そこには今まで見えていなかった答えがあるかもしれない。
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バガヴァッド・ギーターの言葉を読んでいると、クリシュナが何かを教えてくれているというよりも、
**「あなたはどう感じる?」
「今のあなたは、何に気づいた?」**
そう問いかけられているように感じることがある。
同じ言葉でも、その時の自分によって受け取り方が変わる。
だからこそ、何度読んでも新しい発見があるのかもしれない。
今の私は、少しだけ周りを見てみようと思う。
自分だけが頑張っていると思ってしまう時。
誰にも理解されていないと思ってしまう時。
神様に見捨てられたような気持ちになる時。
そんな時こそ、少し立ち止まってみる。
そして、気づいてみる。
**私は、本当にひとりなのだろうか。**
見えないところで支えてくれている人。
何気なく寄り添ってくれている人。
そして、目には見えなくても、いつも私たちを見守っている存在。
そんなものに気づけた時、少しだけ心が軽くなるのかもしれない。
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### 今日の私への言葉
**ひとりで頑張っていると思った時ほど、少し周りを見てみよう。**
**あなたが気づいていないだけで、
あなたを見守り、支えてくれている存在があるのかもしれない。**
**そして何より、今日まで歩いてきた自分自身のことも、
もう少し信じてあげよう。**
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